骨格・関節・筋肉・神経など運動器系統の機能障害の予防・治療を行う外科の専門分野を整形外科といいます。骨折、脱臼、打撲、捻挫、切傷などの外傷一般、腰痛、膝関節痛、五十肩、骨粗しょう症などを診察いたします。整形外科の治療は、単に病気やケガを治すだけでなく、運動機能をできるだけ元に回復させることも大きな役割です。また、運動機能の障害だけでなく、痛みを主とする疾患(神経痛・リウマチなど)の治療を行うのも整形外科の役割です。
整形外科疾患は多面的に診ることも大切です。当院では内科の診療も行っておりますので、内科の病気を抱えている患者さんでもトータルに診察することができます。
ほかの例をあげると、原因不明の腰痛が6カ月以上続いている方の中には、よくお話をお聞きすると、「ご家族の介護がたいへん」「仕事で悩んでいる」などのストレスを抱えておられる場合があります。近年では、こうしたストレスが腰痛を引き起こしていることも指摘されています。患者さんの腰痛の原因となっているストレスを除くために、近隣の心療内科をご紹介するなどの医療連携も必要だと考えております。
整形外科医は、筋肉・骨・関節・腱・靭帯・軟骨といった、運動器官の諸疾患を主要な診療対象としていることから、あらゆる年齢層におけるスポーツ外傷・障害の予防や診療に尽力すべき責務をもつと考えています。整形外科的メディカルチェックなど、アスリートやスポーツ愛好家の健康管理をはじめ、スポーツ外傷・障害の診断・治療には専門的知識を最大限発揮し、早期スポーツ復帰のためアスレチックリハビリテーションの指導を行うなど、診療能力を十分に活用します。
また、健康づくりを目指す中高齢者のみなさんへの運動指導や、整形外科的あるいは内科的な疾患を持つ方々への適切な運動処方、発育期のスポーツに関わる諸問題に対しての相談にも応じています。
整形外科メインでありながら、内科の診療も行っています。特にご高齢の患者さんの場合は、内科的疾患をお持ちの方も多いので、トータルで診療いたします。また、風邪や腹痛など、内科のみの診察も受け付けています。必要な場合は、診断後に適切な専門医をご紹介いたします。地域の「かかりつけ医」として、お気軽にご相談ください。
リハビリテーションにおける運動療法では、機能障害そのものへのアプローチを柱として、目標動作の再獲得と再発予防法を身につけることが大切です。
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骨量の減少と骨組織の微細構造の異常の結果、骨に脆弱性(もろくて弱くなること)が生じ、骨折が生じやすくなる疾患です。骨軟化症では全骨量(類骨と石灰化した骨の合計)は減少しませんが、骨粗しょう症では全骨量が減少するのが特徴です。
にんにく注射は、ビタミンB1を中心としたビタミンを含む、疲労回復や健康増進を目的とした注射です。
高齢者の方が罹患すると重症化が懸念される、インフルエンザ、肺炎球菌の予防接種を行っています。また、ケガをなさった場合は、破傷風の予防接種も行います。
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